高英運輸の運輸安全マネジメントの取り組み

貨物自動車運送事業法第１５条、第２４条の３項及び貨物自動車運送事業輸送安全規則第２条の２、同条８、同８の２項により、
平成１８年１０月１日より全ての運送事業者は「運輸安全マネジメント」を制定実施し、輸送の安全性向上に努めることになりました。
平成１９年４月１日をもって㈱高英運輸の運輸安全マネジメントを定め、全社員がこの目標に取り組み、輸送の安全性の向上に努力
しなくてはならない。また、運輸安全マネジメントは前年度の事業状況及び人身対物事故原因を検証して、毎年取り組む目標を明示し、
全社を挙げて取り組まなければならない。

1. ㈱高英運輸の事故防止のための安全方針
○当社は創立以来、運輸安全の３大目標に、①人身事故防止 ②飲酒運転の厳禁 ③過積載の禁止、を最も守らなくてはならない交通安
　全の基準にして、社員共々取り組んできた。平成２１年３月２１日に人身事故が発生して以来、全社で安全運転に努めていたが、残念な
　ことに令和５年９月１４日、人身事故が発生。過去の反省を踏まえ、人身事故ゼロを第一目標とし、再発防止に取り組む。
　平成２３年１月から義務化された検知器を用いたアルコールチェックを点呼時に実施し、飲酒運転を撲滅する。
○㈱高英運輸で定めた「ドライバー配送管理基準」の教育を実施し徹底した浸透を図る。
○荷主様の手足となりお預かりした積荷の安全を第一とする。
○全社挙げてトラック運行の安全の確保、維持に努める。
○過重な運行計画をしない、させないと共に安全衛生管理体制を整備し、年間の安全教育計画に取り入れ、交通労働災害防止について
　社員に徹底する。

2. 運輸安全に対する社内への周知方法
○業務ごとのグループリーダーを中心に運輸安全ミーティングの実施。
○運輸安全マネジメントをドライバー室及び社外掲示板に掲示する。
○全員「ドライバー配送基準」の携帯。
○点呼時の安全確認（交通労働災害を含む）の徹底。

3. 安全方針に基づく目標
○人身事故ゼロ、飲酒運転撲滅、過積載禁止。
○人身事故は基より対物事故ゼロを目指す。
○安全運転は荷主様の信頼を得る原点である。

4. 運輸安全目標達成の為の計画
○運行管理者、整備管理者主導による日常点検の完全実施。
○「年間安全教育計画」を作成して職員に掲示指導を行う。
○業務グループごとのヒヤリハット体験報告の共有と、安全衛生を踏まえた交通労働災害防止等の勉強会の開催。

5. ㈱高英運輸における安全に関する情報交換方法
○ドライバーの個性に基づいた、NASVAの適性診断等客観的資料を中心とした、安全教育の重視と労動災害の撲滅。
○年間安全教育計画の中で、経営責任者や運行・整備管理者による意見交換を定期的に行い、安全意識の向上に努める。

6. ㈱高英運輸における安全に関する反省事項
○作業業務内容が多岐多様にわたっているため、経営責任者から現場責任者に指導を依頼する事が多く、職員の細部まで行き届かないことが
　懸念され、業務精度にバラつきが生じないように注意する。
○安全教育の職員に対しての浸透状況を定期的にチェックして安全対策上の問題点を把握する。

7. 反省事項に対する改善方法
○チェックした結果、安全上の問題点が判明したときは、経営責任者を中心に問題の改善に取り組む。
○安全教育に対する再検証を行う、具体的行動に移す。

8. ㈱高英運輸の安全に関する年度目標達成状況の共有

9. ㈱高英運輸の事故に関する状況分析、個別指導